独立計画:銀行口座
個人事業主として開業するにあたり銀行口座をどうするか?問題に直面します。
今まで使用していたプライベート口座をそのまま使用するのもいいと思いますが、
プライベート用と事業用の口座を分けておくと事業所得の計算が格段にやりやすくなります。
(分けずにおくとプライベート用と事業用の入出金が混在して混乱の泥沼に…)
屋号付き口座で手数料を考えるとネットバンクがおすすめです。
今回はPayPay銀行と楽天銀行に絞ってそれぞれの銀行の特徴をまとめてみました。
【PayPay銀行 個人事業主用口座】
・審査基準が低く、口座を開設しやすい(オンラインで開設可能)
・ネット、スマホアプリでの操作が可能
・提携ATM入出金手数料は利用金額3万円以上なら無料
(3万円以下でも毎月最初の1回は、入金も出金も0円)
・事務手数料が無料で、口座維持手数料も無料
・年会費無料、審査なしのビジネスカード(Visaデビット)が開設するとついてくる
(デビッド機能付きキャッシュカードに)
・ビジネスデビットカード(Visa)の還元率がゼロでキャッシュバック無し
・税金や公共料金等の支払いができるPay-easyの利用が可能
【楽天銀行 個人事業主用口座】
・個人口座を楽天銀行で開設する必要あり
(既に個人口座を持ってる方はそのまま開設可能)
・オンラインで開設可能
・ネットでの操作が可能(スマホアプリはワンタイムパスワード用)
・海外送金に強く、海外取引をする場合には利用価値が高い
・事務手数料が無料で、口座維持手数料も無料
・年会費1100円のビジネスデビットカード(JCB)を作成可能
・ビジネスデビットカード(JCB)は還元率1%分を現金でキャッシュバック
・キャッシュカードはカード発行手数料1100円(税込)
(ビジネスデビットカードとは別)
・税金や公共料金等の支払いができるPay-easyの利用が可能
・会計ソフトfreeeとの連携ができない(2022年2月にAPI連携終了)
・ハッピープログラムが使えない
(ATM手数料や他行への振込手数料が有料)
・ネット銀行の中では手数料がやや高め
こうして比較すると同じネットバンクであっても違いがあるのがわかります。
単純に比較するとPayPay銀行の方がお得な気がするぞ。
会計ソフトをfreeeにされる方は楽天銀行厳しいし…。
私は個人でも楽天銀行口座を持ち、楽天経済圏でポイントを多く活用しているのですが
個人事業主口座を新たに追加してもポイントアップ等のメリットも特にみられません。
だもんで、PayPay銀行で個人事業主口座を開設しました。
ホームページを作成してると審査も早いようで2,3日で開設出来ました。
屋号付き口座はネットバンクならGMOあおぞらネット銀行、
店舗型銀行なら三井住友銀行,三菱UFJ銀行、みずほ銀行等でも開設出来ます。
取引先から信用度を増したい方はメガバンクで開設するのもいいと思います。
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